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マイウェイ 12,000キロの真実のsnowのレビュー・感想・評価

5.0
2012公開時はぜんぜんスルーしてしまっていた本作、シアターで見たかった。
「ブラザーフッド」同監督様作品、すごいスケール、ほぼ出ずっぱりチャン・ドンゴンとオダギリジョーのガチガチな共演胸熱
😭
「ブラザーフッド」てきに壮絶戦闘シーン、日本、ソ連、ドイツと3つの国の兵士となって戦場を駆け抜ける驚くべき実話、戦争という極限状況で朝鮮半島から仏ノルマンディーまで1万2000キロの長い道のり撮影もほんとに大変だったはず。
記事でみるビハインドも濃すぎる👏
"壮絶な戦争シーンは、マイナス15度を下回る韓国の雪原で撮影された。初の海外作品となったオダギリは、ボロボロになった軍服をまとい、白い息を吐きながら気迫の形相。その肌をさす痛さがスクリーンから伝わってくる。
妥協を許さない完璧主義。今回はスティーブン・スピルバーグ監督の「プライベート・ライアン」を手掛けたスタッフを集結させ、胸を震わせるほど大胆な戦闘シーンの撮影に成功した。
「撮影現場では、火薬などでけがをしたスタッフが毎日救急車で運ばれていきました。それでも僕は撮影を続行した」と明かす。その度胸と卓越した映像、息もつかせぬ展開で、世界が認める一級品を仕上げた。「オダギリさんは、韓国での人気や確かな演技力を買って主演していただいた。非常に繊細で丁寧な芝居をする。戦争シーンでは、ギラギラと目を光らせ極限に追い込まれた芝居を演じた。非常に満足しています」。オダギリが捕虜生活の末に涙を流すシーンでは、撮影監督までが彼の演技に打たれて泣いてしまったという。"

ここ数年の新米ファンなのでいろいろいまさらながら素晴らしい俳優さまを改めて実感!!
不謹慎ながら、軍服オダギリさまが
超絶かっこよくて、顔だけよいとかじゃなくてこの作品、役をちゃんとやり遂げたこと尊敬でしかない🙇

韓国俳優共演や韓国監督作品そこそこあるジョーさま、またぜひコラボしてください🙇


*TMI*
豪華すぎな新宿シアター
ドンゴン&ジョー デュエット🎤👨🎤👨
ドンゴン、オダジョー、ビンビン舞台挨拶
https://youtu.be/IiVQ8SepsMs?si=P2hFxKx-KXcs4X79

素敵ビハインドいい話✨
オダギリジョー談:
「日本でも有名な韓国のトップスターですし、すごく緊張するんじゃないかと思ってました。実際にお会いしたら、意外にシャイな部分があり、ひとりでいることが好きな部分だったり、人との距離感であったりが僕と似た部分が見えてきて、お互いが無理することなく、過ごしやすい空気感を共有できるようになりました。一緒に芝居をするときも、お互いに尊重し合えて、演技しやすい環境を作りあえる、そういう関係性だったので凄くやりやすかったです。ドンゴン氏とは、俳優としてというよりも人間として似た部分が多いと感じました。凄く理解しあえている気がして、とても身近に感じました」。

チャン・ドンゴン談:
撮影中、苦楽を共にした“戦友”オダギリさんをこんな言葉で称賛する。
「演技というのは言葉を交わすというより、感情を交わすことなので、そういう部分ではオダギリさんとすごく共感しながら演技ができた。辰雄役は、何人か候補がいたけど、絶対オダギリさんがいいって思った。日本と韓国の映画現場は色々違うと思うし、この映画は役者にとっても大変な現場だったのに、冷静に対応しよく耐えていた。本当に素晴らしい役者です」。

山本太郎談:
「極寒のロケ地で数百人のエキストラがいたんです。僕らは撮影が終わると暖をとれるんですが、彼らはそのまま。そのことに対して、ドンゴンさんが(製作サイドに)異を唱えたんです。『彼らのケアをしろ。彼らも“役者”だ』って。それからはエキストラの扱いが変わりましたね。主役の器ってこういうことなんだなあ」と語った。
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