白玉つくね

U・ボートの白玉つくねのレビュー・感想・評価

U・ボート(1981年製作の映画)
4.0
これが生まれて初めて観た潜水艦映画でしたねー。当時の金ローなどで度々視聴してましたが、ディレクターズカット版があったので再視聴。なんと3時間半!
人によると思いますが、自分はあっという間でした。

第二次世界大戦中のドイツ潜水艦Uボートの活躍を描いてます。
他の戦争映画と違って「潜水艦映画」って枠があると思うんですよね。
なにせ凄く特殊な環境下だから。
オフェンスはいいけどディフェンスにはからきし弱くて、音を立てないようにじっとして爆雷に怯える長い長い時間。
鉄の塊ですから制御できずに沈んでいく恐怖も半端ないです。水圧で軋みます。

3時間半あるので、普段の会話なども多く(毛ジラミは笑いました)戦闘中のバタバタや、一転息遣いさえ抑えるほどの静寂で様子を伺っている時との対比がよく描かれてます。

乗組員は日光もろくに浴びれてないので色白になっていきます。そんな細かいところもよくできてます。
テーマ曲のフレーズも有名ですよねー。
ラストはハッとさせられました。
間違いなくNo.1潜水艦映画です。
白玉つくね

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