U・ボートの作品情報・感想・評価

「U・ボート」に投稿された感想・評価

あんなに海の中で戦って戦い抜いたのに、海から上がった途端…
ディレクターズカット版で観たけど3時間半本当に狭くてむさ苦しい。翻弄される乗組員達は演技と思えないくらい鬼気迫るものがある。
Uボートの活躍を美化するのではなく、あくまで反戦として描き切ったあのラストも胸を打つものがあった。
あとヨハン役の人、「アングスト 不安」の主人公の印象が強すぎて真面目に働く姿より途中正気を失ったりオレンジにむしゃぶりつく姿のほうが妙にしっくりきた(笑)
とにかく苦しい映画
これぞ潜水艦映画

派手な戦闘や読み合いはなく
息を殺してじっと待つ
たっぷりと間を使っているが冗長ではない

あらゆる音が緊張感を演出
復唱される司令
水中に潜る音
響くエコー
深度をさげ船がきしむ音

圧倒的カリスマを感じさせる艦長
長い映画のため船員達に感情移入していく

戦争というものもしっかりと写している
賛美ではなく反戦というほど説教臭くなく
敗戦国の戦争映画をうまく描いている
haru

haruの感想・評価

3.4
2020/11/28 鑑賞。
塚口サンサン劇場にて鑑賞。

W.WⅡナチスドイツ海軍誇る潜水艦U-ボート。
敗戦色が強くなりつつある中、不安一杯で部隊は航海任務に出る・・・。

この作品、昔TVで放映してたのをビデオに録画して見たなぁ・・・って懐かしい気持ちの鑑賞。
しかしエンドのシーンしか覚えてなく・・・😁。
てか上映時間が3時間以上って⁉️
ディレクターズカットで1時間以上未公開シーンが追加との事。
しかしエンドしか覚えてない自分には、どこが追加シーンか一切、解りません🤣❗

でも潜水艦という閉塞感タップリな状況で連合軍の駆逐艦からの爆雷攻撃、汗や海水からの不潔な環境からの悪臭や毛ジラミ、環境のストレス・・・。

これらの環境を旨く表現出来た作品だと思います。
最近も潜水艦テーマの作品がありましたが現代兵器なのか「戦争の泥臭い感じ」が、あまり感じず本作品の方が兵士目線の戦争の恐怖感があると思える作品でした‼️
ディレクターズカット版を鑑賞。が、観終わるのに掛かった日数は四日....

WW2の最中、ナチス占領下のフランスからU96が出航。連合国護送船団への攻撃任務を背負って...というストーリー。


ただの戦争映画で終わらない、潜水艦での生活の過酷さを描く作品。閉鎖空間だからこそ演出出来た緊張感がもう素晴らしいですね。ソナーや軋む音だけで緊張感を増せるって凄い。映画は映像と音で表すものだと言われてますが、今作はまさにそれらを非常に上手く活用しておりました。

潜水艦の中は食料も寝床も限られて来るので常人なら耐え難い空間。ところが今作での軍人らも追い込まれてどんどん狂って行く....

実際のUボート内でも今作の様に軍人を狂わせるなんて事があったのかねぇ。それは定かではありません。が、にしてもその描写までも秀逸でたまげたなぁ...。

これらの描写に役立ったのはやはり俳優陣の演技ですかね。鬼気迫る演技こそが戦争映画に必要不可欠なものですな。ユルゲン・プロホノフが演じる艦長とか、目がまさにそれ。我々をWW2の時代に連れて行ってくれたかの様な、そんな感覚に陥ってしまいますな。

あ、あと今作は終盤が衝撃的。上げて落とす展開。これが戦争。

勝者敗者、全ての軍人に敬意と哀悼を...。
Kir

Kirの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

潜水艦もの.

ディレクターズカット版を観たが,まぁ長い.
その分,登場人物の背景を描いたのであろう.

ほとんどが艦内のシーンであるが,その中でもみんな仲良く食事するシーンが印象深かった.
また,潜水艦での生活はどういうものか知れたし,また酸素はどうやって取り込んでいるかなど,興味が湧いたのも良かった.


ラスト1時間が熱い.

登場人物の鬼気迫る演技が秀逸.
狭い艦内で,演技と音響であそこまでの極限状態を演出したことが素晴らしい.
帰還するまで引き込まれた.

艦長の厳格ぶりは流石ドイツ人って感じで,最後までしびれました.

個人的にはラストは帰還で終わらせて,ハッピーエンドが良かったかな.
もう一度,観客の気持ちを落とさなくてもいいのではと思ったが,それだとつまらないのかな.


関係ないけど,FF6のダリルの墓からの飛空艇の浮上シーンはこれをオマージュしていると思います.音楽もどことなく似ているし.

思わず胸アツなシーンでした.


戦時の潜水艦の中での男たちの生き様を,丁寧に見せていたと思う.
名作と言えると思います.
tea

teaの感想・評価

3.5
Uボートの潜水艦内での生活
208分のディレクターズカット版

海中密室での閉塞感やら不安感やらと交戦時の緊迫感とがすごい

このレビューはネタバレを含みます

ディレクターズカット版
上映されていたものより70分ほど多いらしいが、何処を削ったんだ?という程内容ぎっしりで満足感。だらだらもしていないしすごく面白かった。
私達と同じ目線の主人公(?)がいるので物語にどっぷり入り込めたし、臨場感がすごい。駆逐戦や戦闘機からは息を潜めてやり過ごすしかないというあの時間、沈んでしまった船と空気との戦い、息が詰まって見ているこちらもひたすら苦しかった。そんな中で冷静を保ち、最後まで船員に情の厚い艦長が本当にかっこいい。
敵の戦艦を落としたシーンとか印象的だったかな。船を落としてるのではなくて、人を殺してるんだって改めて実感するシーン。
ラストが衝撃。あれだけ苦難を乗り越えたUボートもこんなに簡単に沈められてしまって…。そんな無情さもリアル。
MOR

MORの感想・評価

4.4
Director's cut(208 minutes ver.)
ディレクターズカット版。
3時間超えの長尺作品は久々だけど、新大阪から東京までの帰路にて一気見。

潜水艦ものは意外と観たことなかったけど、名作の評判通り、緊迫感のある展開と大迫力の音楽に気持ちが奮い立つ感じ。
ドイツ軍の視点から、戦争の虚無感と生死の酷さみたいなものがずっしりと描かれていた。
ひたすらに潜水艦のシーンなので、まあこれもまた重苦しい。
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