幕のリア

ヒルズ・ハブ・アイズの幕のリアのレビュー・感想・評価

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)
2.8
アレキサンドル・アジャ監督メジャー第1作「ハイテンション」。
2003年当時、すっかり映画離れしていたのに、久々に観るのがスプラッターてのもよかろうと、わざわざ弟を誘って劇場に向かい…
無言で劇場を後にしました。
翌年「ドーン・オブ・ザ・デッド」で少し気を良くしたものの、ホラー物は年に一本くらいしか見てなかったし、新世代スプラッターの食わず嫌いのきっかけとなったのは確か。

さて、今作。
ニューメキシコ州での度重なる核実験、数える事331回。
その代償は…

アイロニカルにテーマを掲げ、それなりの設定をチープに味付けし、虐殺の進め具合にも不思議と胸糞悪くならない程度の軽い味付けで、余所見しながら気楽に見ていられる。
パワフルなフリークス相手にフィニッシュホールドは鮮やかに。
インディプロレスを観てるような楽しさがありました。

オープニングもエンディングもハワイアン。
ビキニ諸島での核実験と関連づけてる?
そもそもビキニ諸島がハワイと近いのか分かりませんが。

それでもこの手を劇場で観ようとは思わないし、来年公開作品で気になっていた「ルイの9番目の人生」がアジャ監督と知り警戒心が芽生えました。
幕のリア

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