シリーズ4作目。オープニングに歌が戻って来た。山本陽子(新人)や安部徹が新たに登場。
軍医として従軍していた竜次がそれを終えて戻ってくる。晴子との関係も明確になっており、嫁に行く彼女を何とか明るく見送ろうとしている姿に寂しさも漂う。
さらに今回は村田親分の弟が現れ、場を掻き乱す。その弟役の安部徹の憎々しさが印象に残る。
松尾昭典から滝沢英輔に監督が変わったためかコミカルさも加味されていた。ただ、このシリーズに至ってはこれは蛇足なような気がする。基本的なところは継承されているが1、2作目には及ばずといったところか。

やっぱり力強い太鼓プレイが良い。

• #日活モノ

〖1960年代映画：アクション：任侠映画：日活〗
1964年製作で、高橋英樹主演の男の紋章シリーズの第４作らしい⁉️
満州事変後という設定の作品でした。

2023年2,210本目

• #2023年鑑賞
• #1964年製作
• #アクション
• #任侠映画
• #日活
• #高橋英樹
• #和泉雅子
• #山本陽子
• #小池朝雄

今回は中国戦線から始まる。高橋英樹も軍医として従軍。
この時期はヤクザが戦争に行く映画が多いが、まあ十分有り得る話だ。
高橋英樹が漏らした「渡世の世界より戦場のほうが気が楽」という台詞は、結構リアルな感覚なのかもしれない。

今回は轟夕起子(毎回退場しそうでしない)の弟・安部徹が敵になる。
こうなると実に見慣れた任侠映画だが、高橋英樹が適当な侠客を見繕って兵士として軍に献上するというとんでもない展開も。
やっぱなんかちょっとズレてるシリーズである。

• #男の紋章シリーズ