やや

英国王のスピーチのややのネタバレレビュー・内容・結末

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

主要登場人物全員、良い演技だった。
そして英国インテリアが美しい。
古い時代の話だからレトロな物がたくさんあってときめく!

私の話で恐縮ながら…
(吃音症という名前を知ったのは別れた後だったけれど)昔お付き合いしていた方が吃音症だった。
言われてみれば歌う時にはどもらなかったかも。とか、当時この作品を観ていたら音楽を聴かせながら音読させていたかも、なんて思いながら鑑賞。

吃音症の方が身近にいたのもあって、言葉が出ない演技の素晴らしさに感動。当たり前といえば当たり前だけど、英語でも吃音はあるのだなぁ。
私がお付き合いしていた方は私の親に挨拶するだけですごくどもってたのに、ジョージは全国民の前でスピーチ!それはもう想像できないほどハンパないプレッシャーなのでしょう…

最後、スピーチが成功してハッピーエンド…なのだけど、それから戦争が始まると思うと複雑な思いではある。

ローグの奥さんと王妃が出会うシーンが可愛くてお気に入り。

全体的に盛り上がりのないゆったりとした話ではあるけれど、史実に基づいているということで仕方ないかな。
良い話だなー、とは思うけれどそれ以上の感想が出にくいかもしれない。
ただ、1度は観て損はないとも思うし、観て良かったとも思う。
やや

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