へちょりーの

英国王のスピーチのへちょりーののレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.5
現イギリス国王エリザベス2世の父、ジョージ6世の史実に基づいた作品。
けれど、歴史ものというよりも、国王と言語療法士の素晴らしい友情ストーリー。

ジョージ5世(父親)の晩年から話はスタートするのですが、時代背景を知らなくても、ストーリー中である程度解説をしてくれるので、理解はしやすい仕様になっていて一安心。

コリン・ファースがとてもいい仕事をしてて、王家の孤独さやプライド、吃音治療の努力と忍耐力を事細かに表現しきっているところはさすが。

何よりもラストのスピーチ。
手を握り「頑張れ!」と応援したくなるラスト。
良き作品だった。