ぜにげば

英国王のスピーチのぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本の作品以外で、信頼や絆とは別の「友情」がここまで綺麗に描かれた作品は他に見たことがなかった。

ジャンプの友情・努力・勝利然り、日本ではしょっちゅう友達だろ!と言ったセリフを耳にし、それらのほとんどがチープではなくしっかりとした友情が描かれていると思う反面、海外の作品で露骨に友情が描かれていると感じたことは無かった。描かれていたとしても、日本の漫画のような直接的かつ感動的な友情は見られないだろうと思っていた。

しかしこの作品は、直接的とはまた違うが、胸がじんわり熱くなるような友情があり、当の二人を愛おしくすら思える内容だった。
一言で言うなら情緒的、風情があると言ったところ。
吃音症という言葉も勉強になった。

※後述
スムーズに言葉を出そうといろいろな方法を試す。歌ったり汚い言葉を吐いたり卑猥な言葉を吐いたり。
その卑猥な言葉を言いまくるシーンで思わず吹いてしまったのが、(・∀・)チンポー!!と言いまくるシーン。
吹き替え版を見たのだがどうして「ポ」なのだろう。
色んな言い方がある中どうして「ポ」を選んだのか気になるあまり笑いが止まらなかった。
真面目なシーンだからこそ笑ってしまう。
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