けいたん

英国王のスピーチのけいたんのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.0
治療に必要な物はビー玉ではなく信頼。

きつ音障害を抱えたジョージ6世が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露するまでを描く。


実話(しかも王国の)という事で、真面目に静かに物語は流れていく。ふたりの友情、奥さまの愛にじんわりとします。いい作品でした。

王子に対しても対等であろうとするライオネル。アルバートは最初反発するが、治療、訓練を重ねるうちに、何でも話せる関係になっていた。それはライオネルの深さ(アルバートを見つめる目いい)とふたりが対等であったからだろうな。

アルバートに足りなかったのは自信。ライオネルはいつも側にいて彼に自信を与えていた。そしてあのスピーチが生まれた。

コリン・ファース難しい役だっただろうな。妃殿下はとてもチャーミング😍 ライオネルはバルボッサだったのか!みんな好き。

しかし、家に帰ってきて王がいたら驚くだろうな(笑)