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マイケル・コリンズのotomのレビュー・感想・評価

マイケル・コリンズ(1996年製作の映画)
4.4
ややこしいアイルランド近代史のさわりの部分ってな具合。劇中リーアム・ニーソンが『始まりかもしれん』で言ってる通り泥沼から泥沼紛争の未来が待っている。混乱必至な北アイルランド問題と戦前戦後のIRAの推移とで極東から遠いこの国の歴史はマジ分からん。この内ゲバ&過激派な意志が綿々と血の日曜日事件に繋がって行くのかと何となく理解。時代の混乱よろしく映画自体が何となく混乱している印象だけど、スティーヴン・レイが出てくるだけでニール・ジョーダン作品観てるって気分にはなる。
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