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ラ・マルセイエーズのotomのレビュー・感想・評価

ラ・マルセイエーズ(1938年製作の映画)
4.2
金持ちが始めて貧乏人が完成させるって事で、ラストの盛り上がりがなかなか。会話多めの戦闘描写少なめで無血気味でほのぼの進んで行く訳だけど、撃たれるボミエのとこで混乱と有事の最中なのにハッとする。で、ラ・マルセイエーズをあの曲なに?から始まり伝染し、やがては国歌になるのはちょっと胸熱。ものの、要所に流石なとこはあるんだけども、ドラマチックなベルばら脳に侵され過ぎてるのか良く分からないけども、ジャン・ルノワール作品にしては退屈なとこも多い。
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