昼行灯

二・二六事件 脱出の昼行灯のレビュー・感想・評価

二・二六事件 脱出(1962年製作の映画)
3.5
岡田首相の脱出劇に的を絞った二・二六事件映画。派手な演出こそないものの、徐々に高まる緊張感で後半は結構ハラハラさせられる。サスペンスとしても充分楽しめるクオリティ。

しかし、テレビのない時代とはいえ、首相の顔も曖昧なまま襲うとは詰めが甘い。巻き添え食った人が不憫でならない。

あと、登場人物の名前が微妙に史実と異なるのは、事件から26年後の作品なので気を遣ったということなのかな。
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