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エデンの東のnewのレビュー・感想・評価

エデンの東(1954年製作の映画)
3.5
トラスク家の次男キャルは自らが悪人であると自覚しながらも父アダムに認められようとしていた。しかし、秀才である兄アランと比較し劣等感にさいまなれる毎日であった。ある日、キャルは自らの母親を探すためバーを経営する女性をつけていた。

愛を望みもがいた若者の青春のストーリー。
ジェームズディーンの出演作品を初鑑賞。
どこか世に憂いたような、反抗的でいて親しみやすい、そんな彼の顔がこういった「青春」ストーリーに映えるんだろうなあ。今作も、そんな彼が演じるキャルのキャラクターで魅せる映画だったように感じる。
ストーリー自体は大した事はないのだが、キャルという人間の苦しさや葛藤が、悲哀的で魅力的に物語を彩らせていた。
正直、青春物を見る様なテンションでは無かったので全力では楽しめなかったのが残念。
ジェームズディーンの魅力がわかる一本だった。
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