あぱっち

ガルシアの首のあぱっちのレビュー・感想・評価

ガルシアの首(1974年製作の映画)
3.7
"大富豪の娘を妊娠させたガルシアの首を狙うベニー、その頃同じく懸賞金目当ての男達が迫っており..."というストーリー

これぞ漢の生き様!

これぞ滅びの美学!

メキシコは砂埃と流血が似合う

女に対する容赦無い暴力や、素早いズームとカット割、そしてスローモーションを多用した銃撃戦といい、サム・ペキンパー監督作品の醍醐味がこれでもかと詰まっている

主人公がボロボロのモーテルで酒を呑みながら愛銃コルト・コマンダーに淡々と弾を込める、"何て哀愁漂うシーンなんだ!"と感動した

アメリカン・ニューシネマのようなラストを迎えるのも良い

後に同監督作品『コンボイ』の主演を務めるクリス・クリストファーソンが暴漢ライダー役で出演していたのも、ちょっと嬉しい
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