思い出の『ブルーサンダー』
本編と関係ない与太話を書くので、これは読まなくても良いです。
出会い:1984年の春ごろ。VHSでの鑑賞。
気分が上がりましたね〜。その頃は4畳半1間のアパート暮らしで、ステレオアンプ・スピーカーとテレビを繋いで結構な音量で鑑賞したため苦情が来てました。
テレビも14インチという小さなものだったのですが、映画雑誌の通販で「TV画像を壁に投射する」という装置というか、箱を購入しました。
この箱の仕組みはチャチくて、14インチの光源を鏡で反射しレンズを通して大きく写すというものでした。
この箱で見る『ブルーサンダー』に異常に興奮した記憶があります。
プロジェクターなんてものは無い、というかあっても買える訳がないので、この箱が映画鑑賞には不可欠になっていました。
思えば自分のホームシアターのルーツだった。
当時は学生で、就職し仕事の忙しさに箱も処分し、映画も暫く見ない時期がありました。
映画ライフが復活したのはDVDメディアが発売されてからですね。格安プロジェクターを購入し、ソフト収集や鑑賞を趣味としました。
「箱時代」は自分にとってアホらしくも、映画を自分の部屋で大画面で見たいという思いが大きくなった時代だったと思います。
今『ブルーサンダー』を見ても「箱時代」の興奮は得られません。そう言う意味では貴重な時代かなと思います。