えにし

エリックを探してのえにしのレビュー・感想・評価

エリックを探して(2009年製作の映画)
1.0
まさに自己啓発本をそのまま映画にしたような感じ。しかもできのわるいやつ。こんな映画があるから私刑を是とする輩がいつまでも社会にのさばっているんだろう。「最も高貴な復讐は赦すことだ」という台詞が放たれた40分後に"最も野蛮な復讐"が為され、それを「正しい」と登場人物に言わせてしまう。そんな矛盾を賞賛してたまるか。これをケン・ローチの映画と思いたくない。制作総指揮エリック・カントナの意向が前面に出た、というより彼のエゴが生み出した超絶駄作。時間の無駄。
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