以前から観ようと思いつつ観ないままだったがようやく拝見。
想像とは違っていたけど、なんとも不思議な映画だった。独特なテンポで進んでいくストーリー、緩いといえば緩いんだけど何故か退屈しない。トム・ウェイツとジョン・ルーリーという伝説的なミュージシャンが演じる役どころもワルそうだけどワルじゃない。
ロベルト・ベニーニとニコレッタ・ブラスキ(これまた不思議な役どころ)がなぜか幸せそうに結ばれるところがほのぼのする。
何も起きずふんわりしているがそれが微笑ましかったりする。
いや、ホントに不思議な空気を持った映画です。