ぢん子

生き残るための3つの取引のぢん子のレビュー・感想・評価

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)
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警察、検事、建設会社、嫌という程、絡み合う。

始まりは、揉み消しから。
発端が何だったか分からくなる中盤。
困った処理が出来なそう、な中盤の始め。
身代わりが出てくる。
絡み合って思考が停止する中盤の半ば。
?と驚く。もう終盤の中に入ってると、気が付いたら、ドミノが倒れて行くように終わった。

ファンさんの周りに居る主要人物が、見た顔ばかりで嬉しかった。
「板挟み悪」も良い、ファンさん。

色んな人の色んな思惑。
下劣なやり方で、お金をもっと欲しがったり、もっと地位が欲しかったり、汚れ仕事しながらでも表の真っ当に社会での力が欲しい者、叩き上げでキャリア組ではないけど経験豊富な者。

隠すことが多くなると、その隠しごとに自分の首を締められて四面楚歌になる。
皆んな、スネに傷ある隠し事が多かった。
隠すことが少ない人間が、酷い目に遭うのが悔しい。

ラスト25分から一気に終わった。
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