このレビューはネタバレを含みます
監督 スティーブン・ダルドリー
脚本 リー・ホール
舞台 イギリス・ダラム🇬🇧
主演 ジェイミー・ベル(ダラム出身)
ボクシングしてたら、隣のバレエ教室が気になって、、
ただのサクセスストーリーだけじゃない。父と息子の対立と和解という最も思春期で重大なテーマ。弱気なビリーと頑固な父が互いに変化していく。親子愛の話。
主人公は半分お父さん。
閉鎖寸前の炭鉱で自分の人生が否定されているかのような状況下で、次男はバレエに夢中→激怒
イギリスの閉鎖寸前の炭鉱で闘争中の父と兄。母はビリーが幼い頃に亡くなって、バレエ経験のある徘徊おばあちゃんと4人暮らし。中流家庭の奥さんにバレエを教わることに。親友は隠れゲイ。
バレエしているところを見て、激怒する父。しかも理由は教えてくれない。真剣に理由を聞こうとするビリーと父の対比。
お父さんは時代に取り残された男。だからこそ威厳を保つため男性性を求める。
最初めちゃ活躍してたのに、ストーリーラインから消えてしまったバレエの先生と娘。ここ何とかならんかな。この不満あっても名作だと思うけど。
性的に多感なのかな?男女差を意識させたいのか。そんなシーンがいくつか
・バレエ先生の家に行った時ヒロインの子をベットで襲いかける
・先生、僕に気があるの?
スト労働者が一斉検挙される場面、歌はロックじゃなきゃいけないのかなあ。最近の流れだとここもクラシックにするけど、父達に流れる音楽はこの曲だ!ってことなのかな。
○シーン
クリスマスの日に母が使っていたピアノ壊して暖炉にくべる。そして壊しといて泣く父。そこからの父さんカッコいい
涙を飲んで、スト破りに参加する。
兄とバレエの先生が家で言い争うシーン。踊りを教えてるなら踊れよ!
クリスマスの体育館で父に必死のダンスを魅せる→父が先生のところへ駆ける。
○セリフ
あなたわたしのこと好き?
→さぁ、考えたことないな
(間)
→私のあそこ見たい?
→見せなくたって好きだよ
2021.38