にこ

リトル・ダンサーのにこのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.4
午前10時の映画祭にて鑑賞。
前回みた第三の男と比べて劇場内そこそこの人の入りでした!といっても5分の1埋まってるくらいですけど笑

私、弱いんですよね。
子供が頑張る映画とか、家族の愛とか…
もう泣きポイントが5回くらいあった気がする。
後半ちょっとのことで涙腺開いちゃってボロボロでしたよ…
と・く・に
炭鉱のストライキ中、お父さんが息子のビリーのためにスト破りをしようとするところを見つけたお兄ちゃんが追いかけて…

号 泣

お兄ちゃんは言ってたんだよ、コーチのウィルキンソン夫人に
「弟はまだ11歳なんだ。あんたの暇つぶしのおもちゃにするな!」と
でもお父さんは「ビリーはまだ11歳なんだ…!」
っていうのがもう大好きすぎる。

なんでダンスが好きか、と面接で聞かれて、ビリーは「さぁ…?」と答えてしまう。
そんな明確な言葉で表すものではなく、自然と身体が動いちゃう、何も考えずに空を飛べるような気持ちになれちゃうくらい、ダンスが好きなビリーのダンスシーンもとても好きです。

ビリーには才能があった。
大好きだからダンスの練習も頑張った。
そんな天才の卵はたくさんいるかもしれない。
でもそれを応援してくれる家族や先生がいてこそ芽が出て輝いていくんだよね。
そういう出逢いや理解してくれる人がいる環境にいたビリーは本当に幸せ者ですよ…

いい映画でした。
ビリーが思わずダンスしてしまうように、私も映画を観終わった後バイクで疾走させていただきました。
にこ

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