少ない予算の中、1つのアイデアでこれだけの映画を作れるのはすごいと思いました。この映画の見所はなんと言っても主演のサム・ロックウェルの演技でほとんど全編、一人芝居で特に弱っていく姿はいたたまれない気持ちになります。終盤の「俺たちに人は殺せない、俺もお前も無理だ」というセリフは間接的にも殺すことに繋がる行動はできないということだったんですね。その後の選択では、とは言われてもと苦しむ演技は素晴らしく、サムは本当に良き心の持ち主だと思います。
ラストの感じは彼方のアストラで似た展開があったので、この映画からも着想を得たのかな？と考えたり、後に公開されたトム・クルーズ主演のオブリビオンはハリウッド版のリメイクかな？と思ったら違うかったので、テーマが被りまくだったため、これはやったなと思ったりしました。
