ゾンビ世界になるまでコメディ要素が大分高いので、コメディ映画のまま終わるのかな？と思っていたら、ゾンビ映画に絶対に描かれる別れのシーンはどれも感動するものばかりでした。
ショーンが最初頼りなかったのに、劇中で本当に頼れる男になっていたので、ショーンの成長物語でもあると思いました。本作は、音楽の選曲が本当に素晴らしく、特に印象的な2つのシーンはQueenの曲が流れていたので、製作陣、監督のエドガー・ライトの音楽のセンスは他の映画からも抜群だと思います。
そして何と言っても本作のラストは他のゾンビ映画ではできない、コメディだからこそできる終わり方で、バックに流れるQueenは曲名からしてもこれしかないと思う選曲で、このシーンだけでも素晴らしい映画だと言えると思います。
