なーち

月に囚われた男のなーちのレビュー・感想・評価

月に囚われた男(2009年製作の映画)
3.1
【サム・ロックウェルでしかない作品、ストーリー展開の一本勝負してる】

近未来、月で採掘仕事をたった一人でしている男の話。仕事の契約が終わる2週間前に事故を起こしたことで色々と起こる展開なんだけど、正直想定していた展開よりも静かな結果だった。宇宙が舞台だからさ、もっと緊急で脱出するとか激しめな展開を想像するでしょ(笑)静かな展開で、脚本・ストーリーの描き方の上手さで評価されている作品なんだなと思った。

もう一人のサムがでてきた辺りからは、SFサスペンスという枠を越えてヒューマンストーリーに近いものを感じた。同じ自分だからなんやかんやあって憎めない感じは良いよね。

何のエビデンスもないけどお金はかけず、話の構成のみで勝負してる感じはすごかった。けど個人的にはややインパクト弱めだったかな、宇宙は広いからね(?)
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