タコさんウィンナー

最強のふたりのタコさんウィンナーのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.8
差別を意識することのほうが差別なんじゃないだろうか
そんなメッセージを温かく見せてくれる名作です

と、言われて「重そう……」と思っている方。この映画、痛快バディムービーですよ!しかもヒューマンドラマとしてもとてもいい話!
ネガティヴな見せ方としての「つらさ」はあまりない映画でした。

信頼し合っているふたりだからこそ、堂々とdisりあいいじりあうふたり。そこに差別というものは存在しない。むしろ親友になっていくふたりが、お互いを想ってそれぞれが出す答えには胸を打たれます……!

「ズートピア」を見て差別うんぬん部分で微妙にもやっとした人にもオススメです。「ズートピア」が広い世界を扱っているが故に出していない別のアンサーを出しているので。