進藤先生

最強のふたりの進藤先生のレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.5
これまた映画館で見たときよりも感動の度合いが増した作品。

随所にあるユーモアのセンスが良く、ラストも静かな感動で終わり清々しい気持ちになる。

ふたりの関係がうらやましいのではなく、ふたりの個々の人間性に憧れる。
フィリップの心の広さとドリスのどんな人間に対しても自分を変えず接する性格…

フィリップの誕生日会での皆のダンスとフィリップの楽しそうな笑顔が特にお気に入りシーン!

*実話との違い:Wikipediaより

映画では、ドリスの弟が助けを求めに来たことをきっかけに、雇用関係を解消。ほんの1年程度の出来事のような印象だが、実際には10年間にわたって面倒を見ており、2人はモロッコへ移住するのだが、アブデルが現地の女性を好きになったため、アブデルの将来のことを考えて、フィリップの方から契約を解除している。


👇2020年追記

見るたびに評価が上がっていくような。

いまだに日本で公開されたフランス映画の歴代興収No.1

7月にあった難病ALSの女性の嘱託殺人(尊厳死)の後なので見方が少し変わった。
劇中でもドリスが自分だったら自殺すると言い、フィリップは自分では死ねないと答える。


2012/9/4 TOHOシネマズ上大岡
2014/11/10 Blu-ray✍️
2020/8/11 地上波録画〔映画天国〕
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