まだ小さい子供にとって、フランケンシュタインという映画の刺激は強すぎた。
きっと、その日からアナはフランケンシュタインの世界を生きていて心と身体が別々になってしまったのだろう。
大人だったら没入しちゃったー!ですむのか?
そんなことはない。
意識的よりは無意識的に求めていたものと作風が合致したとき、心が浮遊し身体が自分のものじゃない気がして命にかかわる危険性だってある。
感受性も関係していると思う。
深く味わえる人ほど、映画の魔法に強くかかるだろう。
自分も映画の魔法をこれからも求め続けていきたいと感じました。