イタリア統一戦争のお話🇮🇹
ルキノヴィスコンティ全開でした
序盤の眠さはベニスに死すの時から相変わらずだなぁと思うけど、でもゆっくり流れるイタリアの景色の美しさ、貴族社会、革命戦争、旧時代から新時代への変遷、最後まで見るとやっぱり引き込まれる
若さと老い、貧困と美、生と死
ヴィスコンティが伝えたいテーマの対比の仕方がもはや映画としてのレベルを超えていて、美術館に並ぶ芸術作品を見ているようで、これはヴィスコンティにしかできない技だなぁと。
ベニスに死すほどの余韻は無かったけど、でも、「義人の死」の絵を見た閣下の表情とダンスシーンだけは忘れられないな