カオリ

フランケンシュタインの花嫁のカオリのレビュー・感想・評価

3.7
前作フランケンシュタインから4年後に作られた続編で、およそ85年前の作品です。
1時間と少しの映画ながら、テーマ性ドラマ性ともにしっかりあって見応えある作品でした。

今作では、怪物が言葉やワインを覚えたり、涙を流したり音楽にノッたりと、だいぶ人間じみてきます。

前作での子供ぽちゃん事件で悪者感が植え込まれてしまった怪物だけど、あれも恐らく悪いと思ってやったことではないんでしょうね。
フランケンシュタインの怪物=見た目は怖いけど心は優しいというイメージは、今作で確立したものなのでしょう。
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