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嵐を呼ぶ男のgisujunのレビュー・感想・評価

嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)
5.0
戦後10年そこらとは思えない煌びやかな世界観と、石原裕次郎のタフガイな演技がハマる素敵な作品でした。謎のドラム対決で「手を怪我してるのに勝てるわけないよー!」と心配してた僕にまさかマイクを持ってアレをするなんて、裕次郎なんかイモ臭い顔だなと思ってた僕の印象を一変させたシーンでした。

キャバレー?の豪華さや、ジャズが若者に流行ってたのかは定かじゃないが、あのキラキラした独特の世界観は今の邦画には無いものだと思う。
昭和一桁台の母親に、若い時の裕次郎の印象を聞いてみたところ、母親は「不良っぽいから嫌いだし、彼の映画は観なかった。」とアッサリと言われました。
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