躍動感溢れる二代目ゴブリンとの対決、砂を纏うサンドマンとの戦いなど、アクションは3作の中で一番凄い。
ストーリーは長くて退屈なところも多かったですが、完結編としては相応しい終わり方だったと思います。
ヴィラン(ヴェノム)が凄く薄っぺらく感じた。
本格的に出てくるのも遅いし、倒し方も納得いかない。サンドマン、ヴェノム、二代目ゴブリン、どれか一つに絞って描いて欲しかった。
赤いスーツと違い、黒いスーツを纏ったピーター・パーカー(トビー・マグワイア)はとてつもなく奇妙。
髪を下ろしただけなのに、あそこまで奇妙に感じさせる、トビー・マグワイアの二面性ある演技が最高でした。
"パワーを持った人物の変化"
正義に走る者もいれば、悪に走る者もいる。
3部作で、正義と悪の移り変わりを一貫として描いています。
また、サム・ライミ版スパイダーマンは、ピーター・パーカー周りの、人間関係から生み出されたヴィランが特徴的で魅力でした。ポッと出の悪役を安易に出さない所が良かったですね！
まだ観てない方はぜひ！
