ユースケ

スパイダーマン3のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

スパイダーマン3(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

秘密のヒーロー稼業とプライベートを両立させてリア充気取りのピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は、調子に乗って新しい女に手を出そうとするが、そんな彼の前に4人の刺客が現れる。

第一の刺客、父親を殺されたと思い込み粘着するハードコア・ファザコンのハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)=ニュー・グリーン・ゴブリン。
第二の刺客、闘うたびに砂まみれにされるベンおじさん殺しの真犯人フリント・マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)=サンドマン。
第三の刺客、姑息な手段で社員の座を狙うエディ・ブロック(トファー・グレイス)=ヴェノム。
そして、第四の刺客、浮気症のちょいブス彼女MJ(キルスティン・ダンスト)。
面倒くさい連中を相手に怒り心頭のピーター・パーカーはダークサイドへ落ちていくのだった。

みどころは、通りをすれ違う女に色目を使い、James Brownの【People Get Up and Drive Your Funky Soul】をバックに肩で風を切って歩き、ジャズクラブではダンスでキメる。七三分けを封印したピーター・パーカーの奇行のみ。

とにかく、ヴィランを3体も登場させてしまったので各ヴィランのエピソードは薄味だし、各ヴィランのエピソードは原作通りなのに無理矢理繋げるからご都合主義に感じてしまいます。3人のヴィランだけでもお腹いっぱいなのに原作漫画のピーター・パーカーの最初の彼女であるグウェン・ステイシー(ブライス・ダラス・ハワード)まで登場させるのは無謀です。

ちなみに、フランス料理店のウェイターは【死霊のはらわた】シリーズのアッシュでお馴染みのブルース・キャンベルです。