昼猫

スカーフェイスの昼猫のネタバレレビュー・内容・結末

スカーフェイス(1983年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブライアン・デ・パルマ監督の代表作でありマフィア映画の名作。貧民のチンピラから麻薬王までのし上がった男の成功から転落までを描く。

当時41歳のアル・パチーノのギラギラした圧倒的な演技力に引き込まれる。1人の男の壮絶な人生を描いたストーリーは3時間という長尺ながらも没入感があり見応えがある。野心を持ち力で全てを捩じ伏せようとするトニーの暴力的で傲慢な性格がやがて家族、友人ら愛する人が離れていくまでに至る終盤の展開の絶望感、ラストで失うものがなくなったトニーが殺し屋と派手に撃ち合うシーンが特に印象に残った。全体としてバイオレンスなシーンが多く、爽快感があって素晴らしい。
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