ちろる

ディープ・ブルーのちろるのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー(2003年製作の映画)
3.9
海は多くは語らない。
ただ、私たちが地球に生きるそれよりずっと昔から静かに地球にらあり、数多くの生命の源となってきた。
時には父のように厳しく
そして時には母のように温かく
様々な命の営みを見つめて地球を覆う。

宇宙と同じくまだ多くの謎の多い海の神秘に迫る、こちらはドキュメンタリーの際骨頂と言ってもいいのかもしれない。

わたしは昔から海がとても好だった。
映画を観るのと同じくらい海を観るのが好き。
子供の頃は海から近い町に住んでいたが、大人になってからは海が少し遠くなった。
そしてまた今年の終わりから海の近くに引っ越しする予定だ。
でも、ここで描かれる海は私の知る範囲を優に超えた果てしない宇宙の世界だ。
人間が、介入することなど到底できない過酷な動物たちの世界をこのBBCの圧巻の映像で見せられると度肝を抜く。
弱肉強食。食物連鎖・・・何億年も前から変わらぬ営みは神秘的であり、私たちの能力にはまだ計り知れないような神秘の能力が隠されてると思ってしまう。

いつかこれを大画面スクリーンで鑑賞させていただきたい。
ちろる

ちろる