ふとしたキッカケで銃を手にしてしまった若者達のストーリー。
炭鉱の町に住んでいるディック。
彼は炭鉱で働くことを嫌がりスーパーで働いていた。
ある時友人の誕生日プレゼントに買ったオモチャの銃が本物である事を知り、銃を携帯するようになる。
銃を持っているだけで心強くなれると気づいたディックは、自分と同じように「町の負け犬」の若者達を集めて、銃による平和主義を目的に「ダンディーズ」を結成する。
相当イカれちゃってるけど当人達はいたって真面目な青春ストーリー。
衣装を着て儀式やら誓いやらを行うクレイジーすぎるダンディーズ。
「精神的な支えとして銃を携帯する」ことが彼らの決まりなのに、最後は銃を武器として使用していることが皮肉すぎて。
銃で平和を目指すなんて。これもアメリカ社会への皮肉ですかね。
トンデモストーリーの観客置いてけぼり系ムービーでしたが、私は意外と嫌いじゃなかったです(笑)
余談ですが、主人公ディックを演じたジェイミー・ベルは「リトル・ダンサー」の男の子なんです。大きくなったなあ。