私…漫画クローズが大好きだ。不良の道に一歩、半歩もはみ出さない高校生のお手本のような自分が唯一妄想ヤンキーになれる、それが不良漫画なのです!
そして時系列をズラして漫画の主人公を登場させずオリジナルキャラで映画を作るという試みが何ともステキじゃないですか!!
さらには大成功『1』よりも『2』の方が個人的に好みである!!
漫画もそうなんですが…クローズはやたらと登場人物が多い!!そうなるとどうしても問題となるのが「コイツとコイツ、キャラかぶってて見分けつかない」現象である。
『1』で散々個性的なキャラが登場したので…(特に山田孝之演じた 顔色悪くて野性的な男・芹沢多摩雄の衝撃ったらなかったです!!)『2』の鳳仙学園編で同じくらいのキャラを出さなきゃいけないのに大丈夫か…と危惧していたが いらぬ心配でしたね。
三池崇史の凄さ、この映画にも出てますよ。よくもまぁこんなに色んな特徴あるキャラを作れましたね!!
そして原作者・高橋ヒロシ氏もお気に入り綾野剛が演じた漆原凌が不気味で最高。それまで綾野剛君、ナヨナヨしててどうなのと思ってましたが彼の事も好きになりました。
教師は!?警察は!?とツッコミたくなるかと思いますが、そこは忘れましょう。
ギラついた高校生だけいればそれで良いんです。という事で黒木メイサも余計ではあります。。
実は主人公 小栗旬のお父さん・岸谷五朗が一番カッコよかった気がします。ヤクザが似合うんですね、この人。
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ちなみに…公開してすぐ見に来ました。が、行った場所が悪かった…渋谷。。
会場全体が鈴蘭高校、武装戦線みたくなってました。
僕の前の席の人が女性で…ハットをかぶってらっしゃって私の視界だとスクリーンに若干ハットが入ってくるんですよね…
「とってもらえますか?」
言おうと思いましたが…ちょっと待てオレ!!!!その子の隣の彼氏らしき男がリンダマンそのものじゃないか!!!(お暇なら画像検索)
出かかった声をぐっと飲み込んで、辛抱して鑑賞したのが今となっては良い想い出です。。。
◆2009年マイベスト10位◆