フェミ研ゼミ

おもひでぽろぽろのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)
5.0
小学生のときのコンプレックスや、大好きだったことや、大嫌いなこと。全部覚えていて全部全部今の自分が引き継いでみんな大人になったんだよね?



小学2年のとき人生で一番て言えるくらい大好きな友達が転校した。その子が風邪で休んだ日やる事がなくてびっくりした事今でもたまに思い出す。
あの子が居なくなって学校つまらなくなった。退屈にも慣れてクラスも変わって友達ができたけど小学5年生になってまたその子も転校した。学校なんて好きじゃなかった。誰といてもつまらないし、友達もつくれなかった。
誰といても楽しめないことにコンプレックスを感じた。
やな奴!やな奴!って自分のことそう思ってしまった。
わたしが欲しいものなんてここにはないなあって諦めながら、どんどん意地悪な子になってたなあ。
みんなに好かれる良い子にはこの世界だとなれないから誰も知らない世界で大人になりたかった。お小遣い全部使って雑誌を買って毎月穴が空くほど見て。その中にいたかった。私のことを知っている人が居ない世界に行きたかった。

そんなような嫌なことを思い出して、分数の割り算をしたくなった。

もし自分の子どもが分数の割り算ができなかったらどうやっても叱ることなんてできないなあ。ってニヤついしまう。
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