じゃっく

プレステージのじゃっくのレビュー・感想・評価

プレステージ(2006年製作の映画)
3.5
ごめんなさい、正直ナメてました。普通に面白かったし 普通に騙されました。

全編通してひとつのマジックの如く展開。<確認><展開>を経た後の<偉業>。予想を遥かに凌駕する<プレステージ>が観客を待ち受ける。
ノーラン(弟)は ノーラン(兄)に負けず劣らず脚本家としてやっぱり超一流でした。兄弟揃って恐れ入りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しっかり、ごらん
マジックは3つのパートで成り立っている
最初のパートは「確認」(Predge)
何でもないもの見せる カードや鳥や、あるいは人
何かを見せて、本物かどうか観客に確かめさせる
タネも仕掛けもないと だが、もちろんタネはある
二番目は「展開」(Turn)
その何でもないもので驚くことをしてみせる
タネを探しても観客には分からない
実は、観客は何も見ていない 何も知りたくない 騙されていたいのだ
だが拍手はまだだ 消えるだけでは十分じゃない それが戻らねば…
だから、どんなマジックにも三番目がある 最も難しい
人は、それを「偉業」(Prestige)と呼ぶ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あなたもきっと騙される。
じゃっく

じゃっく