かぴばる

時計じかけのオレンジのかぴばるのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.6
 これはたしかに名作だ。

 画面の端々に力があるし、訳のわからないナッドサット語が跋扈する台詞回しも強烈な印象。政府が人間の行動を苦痛で支配する様を淡々と描いたディストピアな世界観もとても良い。一方、暴力をあそこまで楽しそうに描いてしまうと、放送禁止になるなどする理由もわかる。

 こんなホラーショーなシニーはなかなか存在しない。まだビディーったことがないならすぐビディーらないとトルチョック制裁もの、ってこと。