ほーく

マイ・フェア・レディのほーくのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

“The difference between a lady and a flower girl is not how she behaves, but how she is treated.”

発音学者のHenryは花売りを生活の糧とするElizaの面倒を見て、上流階級としての立ち振る舞いを教えることを決意します。

"The rain in Spain stays mainly in the plain"から始まる怒涛の発音のレッスンはコメディ要素がたっぷり散りばめられています。

現代の価値観とはそぐわない部分もありますが、Elizaの父Alfredの陽気な性格や歌もなんとも憎めません‼︎

Henry とColonelは時に対称的に描かれ、”紳士とは何か”を学べる作品でもあります。相手の職業や生まれ育った環境などにより待遇を変えてはならない、誰にでも誠意を持って接することは大事なことだと改めて感じました。

Henryは捻くれている場面も数多くありますが、Elizaを大切に想う気持ちに偽りはないのでしょう。

何よりもElizaが努力を積み重ね、自信を持った淑女へと成長していく姿にいつしか心を奪われていました☺️

1.ストーリー:4
2.構成:3
3.喜怒哀楽:4
4.映像や音楽:4
5.演出:4
※加点項目:
エンターテインメント:+0.1点 
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