ヴレア

ピストルオペラのヴレアのレビュー・感想・評価

ピストルオペラ(2001年製作の映画)
1.9
オープニングの狙撃されたジュリーがニヤリと笑った所で鳴り響く『サイコアナルシス』。格好いいオープニングが終わると江角と山口の下手な芝居を見せつけられる。ちゅーちゅーたこかいな。下手な演技もギャグの内。きっとわざとやっているんだろう。 
皆ジョジョ立ちか?と思うほど変なキメポーズで視線もどこを向いてるのか分からない感じで棒読みの台詞を喋りまくる。
No.1の殺し屋がNo.3の元にやって来て普通に家の中で寛いで話し合いするのは前作「殺しの烙印」と共通する所だろう。
また、たびたび「殺しのブルース」のメロディが奏でられるのはファンには嬉しい所。
それから銃を撃ち合うシーンにしても真剣さは見られない。手鏡を使って後ろ手に撃つ等とにかくスタイリッシュさを重視している。
クセのある殺し屋達。シェーのポーズで死んでるの笑う。
突然始まる樹木希林の小噺のシーンは眠くなる。
突然現れる少女のさよ子は結局何者なのか。
ストーリー的には余りにも破綻している為、何を見せられたのか分からない感じだったが、訳のわからない「殺しの烙印」の続編なのだからこれくらいで丁度よいのかもしれない。

(最初は4点台後半の点数をつけていたが、何度も繰り返し見てるうちにこれはつまらないのではないか?と思い直し、1.9点へと大幅下方修正した)
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