森に迷い込んだイケイケの若者集団が殺人鬼に襲われるスプラッターホラー。B級ジャンルものの王道中の王道です。
ただ本作はB級でもそこらのものとは一線を画す出来栄え！
若者たちは助けを求めて山奥で発見した家に入るのですが、そこにはあまりにも異常でおぞましい光景が広がっていた。
戦慄しているところに家主である殺人鬼が戻ってきて彼らは慌てて隠れるのですが、隙間からその姿を見た時さらなる恐怖が！！
こうゆう随所に盛り込まれるサスペンスが絶妙に巧みでB級感を基本的に感じさせない！
土着感満載で嫌〜な感じの地元民や登場人物の死様の見事さといい、ジャンルの基本もしっかり押さえていて安定感抜群です。
そして何より殺人鬼の設定が特徴的。
中世時代のスコットランドに実在したソニー・ビーン一族がモデルとされているのですが、この一族についての詳細は省くので興味のはある方だけ調べていただければと思います。
とにかく最低！最悪！最悪趣味！人道的にも生物学的にも倫理から外れまくってる！とだけ言っておきましょうか。
その後6作品ほどシリーズ化もされましたが、1作目の本作が一番おもしろい！
B級スプラッターものではかなり名作の部類に入ると思います！
この手のジャンルに抵抗がなければ、おすすめです！
