はま

フォーン・ブースのはまのレビュー・感想・評価

フォーン・ブース(2002年製作の映画)
3.0
『フォーン・ブース』ってパッと見じゃ意味が分からないタイトルじゃないです?
「一体どんな映画なんだ…」って思いながら録画予約したんですけど、なんのことない「PHONE BOOTH(電話ボックス)」のことでしたね。フォーンて…

コリン・ファレルが見られればそれで良い人ならそれはもう満足だと思います(私がそう)。
電話ボックスで得体の知れない犯人に脅され続ける90分は、サスペンスのハラハラと「なんでそうなるん」のイライラをギリギリのバランスで(ちょっとイライラが勝ってたけど)保ってます。

なので「楽しい」「面白い」が皆無だったんですけど、ほんとにずーっと電話ボックスでの映像だけだったので、それはもう画面がずーっとコリン・ファレル☺️💕
太い眉毛を下げっぱなしでオロオロ、時々強気に出てみたり叫んでみたり… 電話相手での演技は難しいと思うけどやり切ってました。

私的意見ですがコリン・ファレルの吹き替えは阪口周平氏が最高に好きなので今作の序盤はちょっと慣れなかったなぁ📞

ただ電話口の向こうから聴こえる声の主、吹き替えは大塚明夫さん。これは本当にすごかった。
多分明夫さんじゃなかったホントただただイライラして終わった映画になってたと思う。
最初から最後までもう声だけの登場って感じなのに、主役を食う勢いの存在感放てるのはさすがです。


そんな感じで個人的には役者の演技でどうにかなってた作品でした。ストーリーは結構、ストレス溜まるかも……
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