TAK44マグナム

魔女っ子メグちゃんのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

魔女っ子メグちゃん(1974年製作の映画)
3.0
ふたつの胸の膨らみは、何でも出来る証拠なの♪


東映まんがまつり74年夏のラインナップで唯一、女子児童をメインターゲットにしたタイトルが「魔女っ子メグちゃん」第1話のブローアップ版。
(厳密にはエッチ要素で男子児童を狙っていたような気がしますが・・・)


魔女の国から修業のために人間界にやってきた、次の女王候補メグ。
人間界で暮らしてゆくのに頼ったのが元魔女の先輩でしたが、人間と結婚して2人の子供にも恵まれている先輩のことを幸せとは理解できないメグ。
どうやら魔女の方が人間より優れているかららしいのですが、そんなメグが娘として一家に馴染んでいくための通過儀礼を描いています。

「魔女っ子メグちゃん」の最終回は、妹ちゃんが高熱をだして死の淵を彷徨う話だったと思うのですが、第1話はメグが高熱で倒れてしまうんですね。
第1話と最終話が少なからずリンクしていたんだなと再発見。

そして、「魔女っ子メグちゃん」の特徴といえば、ちょっとエッチなところ。
第1話でも、まるで必要のないところで下着姿を披露したりします(苦笑)
パパさんも、いきなりメグの服を剥いじゃいますよ。
それは熱でメグが倒れたからではあるのですが、側から見ると変態にしか見えないという珍場面。

ライバルやコメディリリーフ等、レギュラーキャラクターの紹介も無難にこなして、初っ端としては理想的でしょう。
メリーポピンズみたいに空からやってくるメグも掴みはOKですね。

しかし、いま観るとメグ達の家って、ものすごいデザインの建物だったんだなぁ〜。
サンリオのキャラクターでも住んでいそうだ。


それにしても、「魔女っ子メグちゃん」というと夕方5時台を思い出します。
再放送を何度もやってましたからね。
郷愁を誘うアニメ作品のひとつです。


セルDVDにて