シロ

スタンド・バイ・ミーのシロのネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公のゴーディ、親友のクリス、攻撃的なテディ、デブのバーンはそれぞれ家庭に複雑な事情を抱えた小学生4人組。とある日、バーンは行方不明と騒がれていた少年の死体が線路沿いにあるという情報を手に入れる。田舎町で過ごした少年たちは死体を見つけることで一躍有名人になれるという夢を持って、死体探しの旅に出かけるという話。

旅の途中は山あり谷あり、それぞれの少年の家庭の事情も含めた葛藤あり。特にゴーディとクリスの友情が美しい。敵役として、クリスのお兄ちゃんがちょくちょく出てくるが、まさに田舎町のヤンキー。刺激を求めていろんなヤンチャをしてる。

最後、死体を見つけた時もお兄ちゃんが横取りしてくる(ゴーディがクリスのお父さんから拝借した拳銃をチラつかせ撃退する)といった、少年たちの障害、そしてその障害を乗り越える成長の証として描かれていた。物語としては完成しているが、いかんせんリアルな一幕を追及?しているためか、物語の起伏に乏しい。実際にこんな話あるかもしれないとは思うが、映画としては盛り上がりに欠ける。有名な作品なので、ちょっとおまけしてこの点数。
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