ふと懐かしい景色・音・匂いを感じ取るとそれがきっかけで子どもの頃の記憶が脳裏をよぎる。
子供の頃は狭い世界が全てでとにかく刺激的で毎日が冒険の連続だった。
声を大にしては言えないが子どもの頃は少年達のようにこのご時世だと下手したら軽犯罪に引っかかるんじゃないか!?というような悪さもした。
しかし、大人になるにつれてモラルやマナールールといった社会的常識で取り繕うばかりになって冒険のような日々を過ごすことは次第に無くなっていった。
まして時代はさらに移ろい、なにか問題を起こすとSNSという媒体を通して一瞬にして世間に知れ渡るという監視されたそういう時代にまで変わった。
子どもの頃の自分と今の自分を比較してみるとあの頃のように冒険はせずただ同じことを繰り返す現状維持の日常をおくるだけ。
ただ、この作品を見ていて大人になるにつれて無くなっていった少年達のようなあの“一生忘れられないようなの思い出”に浸る良い時間をもらえたように思う。
なにかと世知辛く窮屈な世の中になった令和の時代にこそこの作品を見る価値があるのかもしれない。
〜それでは皆さんいい夜を🌙〜