"WHERE IS THE BODY?"
原題からの名訳がいまだに様々な映画で引用される元祖STAND BY ME。スティーヴン・キング脚本ゆえに物語の起点は死体というヤベーアイテムからだが、内容は改題の方が的確な青春モノ。ジュヴナイル映画と区分されることも多々あるのだが、実際にはシニア世代にこそこういった青春時代の郷愁はささることだろう。
おおまかな事前情報だけだと2016年頃に連載されていた内海八重作『骨が腐るまで』のような緊迫の青春群像のようなイメージを持ってしまい敬遠しがちだが、是非とも万人にオススメしたい一作。
人生経験がモノをいうタイプの映画なので、一概に評価するのはかなり難しかろう。