好きだった過去作をもう一度みてみようシリーズ
世間ではアルマゲドンの方が有名だが、同じ年に公開された「隕石ものハリウッド作2本」では本作の方が断然好き
SFの体をとってはいるが、中身はゴリゴリのアメリカンヒーローもの、英雄譚であるアルマゲドンに対し、本作はヒーローを描くのではなく、滅亡を前に懸命に生きようとする人々を描く群像劇。科学的リアリティも本作の方が緻密。
人類滅亡を前に、思い残すことのない、あるいは決してあきらめない、それぞれの決断が心をうつ人間ドラマ
VFXも、見せ場は少ないが今見てもなかなかよくできた迫力
リアルに人間を描いているという意味で稀有なデザスタームービー