takato

ニューヨーク・ニューヨークのtakatoのレビュー・感想・評価

4.1
 「ララランド」関係作品めぐり第一弾。第一印象は、デニーロ若い!ということ。色男感、ダメ男感、町山さん曰く「スコセッシ的瞬間」なブチ切れ場面多数だけど、嫌いになれないチャーミングさがある。ヒロインのライザミネリは、吹き替えかもしれないけど歌のクオリティーが半端ではない。この人が唄いだすだけで世界が変わるかん十分。

 ただ、これミュージカル映画かな?という感じ。最後の最後に劇中映画として、さらにその中でもヒロインの夢としてしかミュージカルな瞬間あんまりなし。あと、センスの問題。あんまりイカしてないかなぁ~。「雨に唄えば」は、もっと古い作品なのにずば抜けたパワーが全編に漲っていて最高だったけど…。
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