ごろり

パンズ・ラビリンスのごろりのネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

中学生ぐらいの頃に観てかなりトラウマを植え付けられたこちらの作品
そう……わいはもう1度アイツと対峙しなくてはならない
手のひらに目玉が埋め込まれているアイツにな(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

ということで2023年9月に日本での上映権利が終了してしまうこちらの作品
3/10~3/16までの1週間限定の日本最終上映に行ってきました_(:З」∠)_

やはり辛い(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
わいのメンタルをどんどん追い込んでいきやがる(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
精神的ドMなわいには大好物な作品です!!
スペイン内戦のことや神話や童話に詳しい人は色々と考察できたりしてより楽しめると思いますが、そこら辺に詳しくないわいでも十分楽しむことができます_(:З」∠)_
観賞後に考察blogを読んだり、YouTubeの考察を観たりするのも楽しい(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

監督が伝えたいメッセージがわからなかったり、メタファーを読み取れたりしなくても全然大丈夫!
映像観てるだけで面白いです(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
15年以上前の映画ですが古臭く感じない!!
ファンタジーパートは煌びやかでもあり、じめじめと陰鬱でもあるし、現実パートはファンタジーパートよりもさらに陰鬱としていて、そんな世界観を表現する為のセットや衣装のクオリティがめちゃくちゃ高い(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

そしてギレルモ・デル・トロ監督といえばやはりグロテスクで魅力的なクリーチャー達(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
特に学生時代のわいにトラウマを与えたアイツ、ペイルマンが大好きなんですよ!!
迷宮の守護神パンから与えられた3つの試練の2つ目、簡単に言うと秘密の部屋にあるお宝を制限時間以内に取ってきなさいよ そのとき部屋にある食べ物は何も食べないようにねという試練w
まぁ……食べちゃいますよねw
すると豪華な食卓に鎮座していたペイルマンが皿に乗せられた目玉を手のひらに嵌め込み動き出すわけです(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
初めて観たときはかなり衝撃的なビジュアルでしたねww
食べ物を食べないように必死にオフェリアを止めてた妖精が惨たらしく喰われちゃうのがかなりキツかった(;`皿´)グヌヌ
部屋にペイルマンが子どもを食べてる絵が描かれていたり、今まで食べたであろう子ども達の靴がいくつも積み上げられていたりと深掘りできそうなところも◎
映画館のスクリーンでペイルマンを拝めただけで大満足でした(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
余談ですが、わいが敬愛するホラー漫画家 伊藤潤二先生がペイルマンのイラストを描いていてそれも大好きです_(:З」∠)_

ラストは観る人によってハッピーエンドかバットエンドか分かれますね!
わいはいつもバットエンドとしてこの作品を観ちゃいます(;`皿´)グヌヌ
ハッピーエンドと信じてあげたい気持ち満々なんですけどねw
今回久々に観賞して終盤の医者と大尉の会話シーン、第3試練に対するオフェリアの選択から1つメッセージが伝わってきて、それは〝どんな恐怖と対峙しても自分自身の信念を貫く、芯を曲げるな〟ということ_(:З」∠)_
わいは時には逃げることも大切だと考えるけど、彼と彼女の行動はあの陰鬱とした世界の中で輝いていてかなりウルっときましたね!
こういうカッコよさに気づけたということでも再観賞して良かったなと思いました_(:З」∠)_

特典で可愛いステッカー全3種がランダムで配布されているので是非!!
最終日ステッカー残ってるかなww
特にペイルマンのステッカーがめちゃくちゃ可愛いのでオススメですww

日本の映画館で観れる最後のチャンス!
今作が好きな方、観たことがない方、後悔する前に是非劇場へ_(:З」∠)_
ごろり

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