あおい

パンズ・ラビリンスのあおいのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.3
あなたはまだ知らない。幻想に包まれたあの世界のことを…

ギレルモ・デル・トロ監督のダークファンタジー。この訳の分からん世界感、まさにカオスと呼ぶにふさわしい( ^ω^ )

◎ストーリー
母親の再婚相手と上手くいかず、孤立を感じる少女が1人。彼女の楽しみは、母親が身ごもった新たな命が無事誕生すること。そんな健気に生きる少女の前に、精霊が現れる。そいつは言う、「貴方は王女である。そして、3つの試練を乗り越えよ」と…

もっとほのぼのファンタジーやと思ってたらとんだ勘違い!ファンタジーやけど、ほのぼの要素なんて皆無!ひたすら、グロとキモのオンパレードでした!

とにかく少女の境遇がハードすぎる。そして、再婚相手の大佐が悪魔すぎる。殺戮と拷問の嵐で、グロ耐性あっても嫌になってきた( ^ω^ )特に終盤のvs乳母のあたりがヤバすぎた。縫うなよ!

非力な少女じゃ現状を変えられない、でも頑張るみたいな感じで映画にできそうなものを、そこに唐突なファンタジー要素がやって来る。へんな羊男がやってきた瞬間、何でもありなんなって思いました( ^ω^ )あとギレルモ作品のモンスターは、どこか似てるなって感じましたね。

そっからはグロと並行して超絶キモいやつらとのふれあい。ゲロガエルとヴォルデモードもどきには、心底身震いした( ^ω^ )あれはバイオバザードに出てきても違和感ないよ。

ハードなストーリーと、ダークなファンタジーが結びついた先の結末とは?幻想か現実か?とりあえず気になったら、見てみるのが1番です( ^ω^ )

ギレルモ作品ではやっぱり「ヘルボーイ」が1番好きですね( ^ω^ )

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